現在、日本銀行がマイナス金利政策をとっているので、
市中の銀行の預金金利はとんでもなく低いです。
まあ、今に始まったことでなく、もう何年も
低金利時代を過ごしているので不思議にも思わなくなりました。
しかし、30～40年前ほどは、今では考えられないですが
金利が6％とか７％とかありましたから、
定期預金をしているだけで、およそ１０年もすれば
初期投資が２倍になってました。
すごい時代ですね。
ＦＸでは、為替の変動以外にも利益を出す方法があります。
それは
スワップポイント（金利調整分）
です。
スワップポイントとは、2国間の金利差から得られる利益のことです。
日本のような低金利通貨を売って、
豪ドル（オーストラリアドル）のような高金利通貨を買うと、
その金利の差額を毎日受け取ることができるのです。
例えば、日本円の金利 0.1％、オーストラリアドルの金利 1.5％の場合
（２０１６年８月１日時点の政策金利）
日本円を売ってオーストラリアドルを買うと
1.5％ － 0.1％ ＝ 1.4％
この差額の金利を毎日受け取ることが出来ます。
一つ注意が必要です。
高金利の通貨を買い、低金利の通貨を売ると、
スワップポイントを受け取れますが、
逆に低金利通貨を買い、高金利通貨を売ると、
スワップポイントを払うことになります。
オーストラリアドルを取引してみるとどうなるでしょうか。
２０１６年８月時点に、アイネット証券で
オーストラリアドルを１万通貨買った場合
一日当たり受け取るスワップポイントは
５１円です。
（スワップポイントは日々若干変動します。）
年間だと、５１円 × ３６５日 ＝ 18,615円
１オーストラリアドル ＝ 約８０円 なので、
１万通貨買うのに必要な日本円は、約８０万円です。
利回り＝18,615÷800,000＝2.32％
以前紹介したレバレッジを活用すると
レバレッジの記事はこちら
２５倍のレバレッジで投資するなら、
証拠金は、32,000円となります。
すると、利回り＝18,615÷32,000＝58.2％
すごいことになりました。
これで、不労所得の構築を考えてみます。
月１０万円を稼ぐとすると
100,000円÷30日＝3,300円
3,300円÷51円＝約65万通貨
６５万通貨投資できれば、
月１０万円のスワップポイントを得ることになります。
６５万通貨投資するための必要な資金は、
６５万通貨×32,000円＝約２００万円。
（為替、スワップポイントの変動がないと仮定）
せどりで、頑張って２００万の利益を確保できれば
何もしなくても、月１０万円の不労所得完成です。
可能性が広がりますね。
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